ノルウェーは2026年5月28日、ガイランゲル・フィヨルド・サステナブル・ビジターセンターを開業した。4億8,000万ノルウェークローネを投じた複合施設にはインタラクティブミュージアムと1,200台対応の電気自動車充電ハブが備わる。UNESCO世界遺産の保護のため、クルーズ乗客は1日6,000人に上限が設定された。
全クルーズ船は停泊中に陸上電源または低排出燃料の使用が義務付けられる。Seven Sisters滝への道路沿いの駐車は自由流動から時間指定制に変更され、予約なしの訪問者は夏の繁忙期に2時間待ちとなる可能性がある。
同センターは2025年の75万人から85万人の年間訪問者を予測している。入場料150ノルウェークローネはトレイル整備と電動フェリー補助金に充てられる。地元ホテルは肩の月で予約が18%増加したと報告している。
電動観光ボートは新桟橋から30分ごとに発着する。従来のディーゼル観光船は2027年7月から禁止される。ノルウェー政府は建設費の60%を負担した。
全ての団体ツアーは事前オンライン予約が必須となる。個人旅行者は予約なしでセンターに入場できるが、仮想キューに参加する必要がある。リアルタイムの混雑情報はVisit Norwayアプリで確認可能だ。
環境団体はオーバーツーリズム対策のモデルとして上限を称賛した。同様のシステムは2028年までにフロムとトロルスティーゲンにも導入予定だ。ガイランゲルは3年以内に観光由来のCO2排出を35%削減することを目指している。
