ペルー観光省は5月19日、マドレ・デ・ディオスに1.8キロの空中歩道を開設した。高さ45メートルの構造物はタンボパタ保護区近くの3つのエコ・ロッジを結び、建設費420万ドル、工期18カ月を要した。
歩道には野鳥観察と霊長類観察用の観察台12基が設置され、1日120人以内の入場制限で生態系保護を図る。チケットは85ドルで3時間のガイドツアーが必須となる。
地元コミュニティは建設雇用の30%と継続的な収益分配を受け、45の恒常的雇用が先住民ガイドと保守要員に創出される。2年以内の年間利用者数は3万5000人を見込んでいる。
アクセスはプエルト・マルドナドからボート45分、徒歩20分。リマ〜プエルト・マルドナド便はLATAMとSky Airlineが1日2便運航し、ロッジの7〜8月稼働率はすでに90%に達している。
環境影響評価では樹冠種の移動パターンへの大きな影響は確認されず、ソーラーパネルで全区間の照明と安全センサーを稼働。レンジャーは長期影響監視のため毎日野生生物調査を実施している。
冒険アクティビティ補償の旅行保険加入が全利用者に義務付けられ、大雨や雷警報時はプラットフォームを閉鎖。野生生物への影響を避けるためドローン撮影は禁止されている。
利用者評価が良好であれば2028年までに2.5キロの第2期延長を計画しており、持続可能なアマゾンツーリズム基盤としてペルーの地位を強化する。乾季の枠は早期予約が推奨されている。
