米国はメキシコとの一時的な陸路国境検査を2027年3月まで延長した。南国境の全24港で強化された審査を実施する。当局は主な理由としてフェンタニル密輸の継続的な懸念を挙げている。
6月の歩行者通関時間は平均95分で、2024年の65分から増加した。サンイシドロとエルパソの車両レーンは平均30分追加された。国土安全保障省は5月以降1200人の追加職員を配置した。
検査は2021年に一時措置として開始され、今回で6回目の更新となる。メキシコは2026年上半期の国境越え観光収入が14%減少したと報告した。措置緩和に向けた二国間協議は9月に再開される。
旅行者への影響
サンディエゴやノガレスなど主要港での南行き通関には少なくとも3時間を確保する。CBP Oneアプリで予約を取り、待ち時間を最大40分短縮する。二次検査率が18%に上昇しているため、パスポートの原本を持参する。
国境での遅延を完全に避けるため、グアダラハラやモンテレイなどメキシコ内陸空港へのフライトを検討する。金曜午後と日曜夜の混雑時間帯の通関は避ける。1日最大500米ドルまでの国境遅延補償を含む旅行保険を購入する。
密輸統計が改善しなければ2027年3月以降も延長の可能性がある。
