シンガポールは2026年6月28日、マリーナベイ・クルーズセンター到着のクルーズ乗客向けに顔認証システムを導入した。旅行者はSG Arrival Cardアプリで事前登録し、行列なしで15分以内に移民審査を完了できる。技術はチェックイン時に保存されたパスポートデータと顔を照合する。
この変更は、2025年の過去最高120万人に続き、今年150万人のクルーズ乗客到着目標を支える。ロイヤル・カリビアンやノルウェージャン・クルーズラインなど主要クルーズ会社がシステムを搭乗プロセスに統合した。当局は手動検査と比べて平均処理時間が60%短縮されると予想している。
シンガポールは2024年に航空旅客向けに同様の技術を試験導入済みだ。クルーズターミナルは昨年280回の寄港があり、2026年は320回を計画している。デジタルシステムは政府全体のスマート国家イニシアチブに沿ったものだ。
旅行者への影響
クルーズ乗船前にSG Arrival Cardアプリをダウンロードして登録を済ませ、下船時の遅れを防ぐ。顔認証の精度を高めるため、パスポート写真は最新の外見と一致していることを確認する。初回航海時は乗組員が新プロセスに慣れるため、余裕を持った時間を確保する。
到着ラッシュ時の技術的トラブルに備え、登録確認の印刷物を携帯する。12歳未満の子供を連れた家族は専用カウンターで手動確認が必要だ。
成功裏に運用されれば、ハーバーフロントなど他のクルーズターミナルへの拡大が2026年後半に予定されている。
