EU内務相理事会は2026年7月15日から全非シェンゲン到着者に対する生体認証登録を義務化することを承認した。出入国管理システム(EES)は1,200の国境地点で指紋と顔画像を記録。完全稼働時の1人あたり処理時間は60秒と見込まれる。
対象は米国・英国・日本などビザ免除国民で、180日間のうち90日を超える滞在者は再入国時に警告される。スイス・ノルウェーとの陸路国境も同一手続きを採用。
システムは手動スタンプに代わり、既存のシェンゲン情報システムと連携。主要空港での試験運用では初期トラブル後98%の精度を達成し、鉄道・フェリー端末への全面展開は12月までに行われる。
旅行者への影響
7月15日以降の欧州到着時はパスポート審査に30分の余裕を持たせる。自動拒否を避けるためパスポートの残存有効期間を6ヶ月以上確保し、帰りの航空券を印刷して携帯。
生体データ事前登録可能なEU国境アプリをダウンロード。12歳未満の子供連れは小規模空港で手動確認を想定。
長期滞在者は90日ルールをより厳格に計画。最初の6ヶ月は国ごとの運用差に注意。
