外務省は、カナダ人に対するビザ免除滞在を8月20日から90日間に延長すると発表した。対象者は有効なパスポートと出国用航空券を東京、大阪、福岡の入国審査カウンターで提示する必要がある。この措置は観光および短期商用目的に限り、既存の相互協定に基づく。
従来は到着時に30日間の滞在が認められ、現地の入国管理局で延長手続きが可能だった。新ルールは2024年以降オーストラリア・ニュージーランド国民に適用されている政策に合わせたもので、年末までにカナダ人到着数が25%増加すると見込んでいる。
背景として、3月にオタワで開かれた二国間協議で、ポストコロナの観光回復を後押しする狙いがあった。2025年のカナダ人訪日客は120万人で、東京・京都への集中が顕著だった。今回の延長はカナダの旅行業界団体からの要望に応じたものだ。
旅行者への影響
秋の繁忙期前の割安運賃を確保するため、9月出発便の予約を早めに。入国時の二次審査を避けるため、宿泊証明と帰国便の印刷物を携行する。90日超過には20万円からの罰金が科される。
入国手続きをスムーズにするため、公式アプリでVisit Japan WebのQRコードを事前取得を。家族旅行の場合は子どものパスポート有効期限を十分に確認する。
滞在可能期間の延長により、従来は日数制限で訪れにくかった北海道・九州への旅行も容易になる。出発前に日本大使館サイトで最新情報を確認しておく。
