米国務省は7月8日、シナロア州の渡航勧告をレベル3に引き上げた。背景には外国人観光客を標的としたカルテル関連の銃撃事件や誘拐事件の増加がある。勧告は人気のビーチリゾートであるマサトランや州都クリアカン全域に適用される。
レベル3は「渡航を再考すべき」との意味を持つ。国務省は2026年上半期にシナロア州で米国市民が関与した事件を14件記録した。メキシコ当局は6月の高速道路強盗2件を受け、マサトランとロスモチスを結ぶ15D号線沿いに軍の巡回を強化している。
従来のレベル2では通常の注意を払えば観光が可能だった。今回の引き下げは、コリマ州、ゲレロ州、ミチョアカン州にすでに設定されているレベル3勧告と同様の措置だ。クルーズ船はマサトランへの寄港を継続しているが、陸上ツアーには武装警備員を同行させている。
旅行者への影響
7月または8月に予定していたシナロア州の陸上ツアーはキャンセルまたは変更し、旅行保険を利用して全額払い戻しを請求することを推奨する。レベル2のままの太平洋岸の代替地としてプエルトバジャルタやカボサンルーカスを選ぶ。メキシコ渡航前に米国スマートトラベラー登録プログラムに登録しておく。
リゾートエリアを離れる際はパスポートのコピーのみ携行し、地方の高速道路では夜間の運転を避ける。2026年冬の旅程を確定する前に、国務省のウェブサイトを毎週確認して最新情報を把握すること。
