気象庁は6月16日、北海道の全山岳リゾートを対象に12月1日から雪崩警戒レベルを引き上げると発表した。平均を20%上回る降雪を予測する気候モデルが根拠となっている。ニセコ・ユナイテッドとルスツでは午後3時以降のオフピステエリアを制限し、雪上パトロールを増強する。
当局は全訪問者に雪崩ビーコンの携行とリゾート基地での無料安全講習受講を義務付ける。保険会社は装備使用時の救助費用のみを補償するようポリシーを更新した。警報は富良野やトマム近郊のバックカントリーにも適用される。
過去の冬に同地域で3件の死亡事故が発生したことを受け、規制が強化された。日本スキー協会は主要12斜面でドローン監視を導入。地方自治体は新設の防護柵に4億8,000万円を充てる。
ヘリコプター救助隊は今季、新たに2カ所に待機拠点を設ける。リアルタイム警報は「Visit Hokkaido」アプリに英語・日本語で配信される。
旅行者への影響
マークされたコースへ向かう前にリゾートショップで雪崩キットをレンタルし、必須の30分講習を受講すること。オフラインマップをダウンロードし、毎朝の行程をホテルスタッフに伝えておこう。
ビーコン操作の訓練を受けていない場合は整備されたゲレンデに留まり、大雪の翌日は斜面を避ける。リフトステーションに掲示される日次情報を確認してからマルチデーパスを購入すること。
これらの対策により、2026-2027シーズンも準備の整った訪問者が世界屈指のパウダースノーを楽しめる環境が維持される見込みだ。
