欧州連合は6月17日、南アフリカパスポート保持者が7月15日からシェンゲン圏27カ国で最大180日間ビザなしで滞在可能になると発表した。従来の90日制限から倍増する措置で、強固な二国間関係とパンデミック後の観光回復が背景にある。
フランクフルト、パリ・シャルル・ドゴール、アムステルダムなどの主要空港で生体認証検査が導入される。南アフリカ内務省はEU市民の南アフリカ訪問に関する相互協議を確認した。短期商用活動で許可が必要な場合は対象外となる。
本措置は2025年にインドと中国に与えられた同様の延長に続くものだ。EU統計では昨年、南アフリカからの到着者が34%増加した。スペインとイタリアの観光局はすでにターゲットを絞ったキャンペーンを開始している。
旅行者は有効期限が6カ月以上残ったパスポートと帰りの航空券の証明が必要となる。超過滞在には新システムにより3年間の入国禁止措置が適用される。
旅行者への影響
航空会社がヨハネスブルク-パリ便を増便するため、夏のフライトを早めに予約を。シェンゲン圏外の国と組み合わせる場合は、事前に必要なビザを申請しておく。帰りの航空券と宿泊証明のデジタルコピーを携帯電話に保存しておこう。
180日を超える旅程の直前変更は避ける。繁忙期の急な枠調整については公式EU旅行サイトを定期的に確認すること。
長期滞在が可能になることで、2027年までの南アフリカ人向け欧州長期休暇の計画が大きく変わるだろう。
