南アフリカは2026年5月28日、インド国民が6月1日から1回の訪問につき最大90日間ビザなしで滞在可能になったと発表した。この変更は従来の30日制限を撤廃し、他のアジア諸国に既に適用されている免除措置と整合させる。政府はこれにより今年のインド人到着数が25%増加すると見込んでいる。
この延長は、プレトリアとニューデリーが2025年に結んだ観光協定によるもので、ビジネスビザ手続きの簡素化も含まれている。南アフリカ観光局のデータでは、2025年のインド人訪問者の支出は42億ランドに達し、主にケープタウンとクルーガー国立公園で消費された。エア・インディアと南アフリカ航空は需要に対応するため週12便を増便した。
旅行者は有効期限が6カ月以上残ったパスポートと出国用航空券の提示が引き続き必要。黄熱病流行地域からの入国者には黄熱病証明書が義務付けられる。超過滞在には1日3000ランドの罰金と将来的な入国禁止の可能性がある。
インドの旅行会社は7月・8月出発の予約が40%急増したと報告している。人気パッケージはサファリとワインルートを組み合わせたもので、料金は8万5000ルピーから。旅行代理店は座席が早く埋まるため早めの予約を勧めている。
この政策は就労・留学目的には適用されず、別途許可が必要。未成年者を同伴する家族は出生証明書(無修正版)の提示が求められる。デジタル入国フォームは到着72時間前までにオンラインで完了しなければならない。
業界アナリストは、このビザ変更により南アフリカが2027年までに1500万人の訪問者目標を達成するのに寄与すると予測している。ブラジル・中国国民向けの同様の延長は昨年も同様の成長をもたらした。政府は12カ月後に経済効果を検証する予定。
インド人旅行者は出発前に南アフリカ内務省のウェブサイトで最新要件を確認すべきである。通貨両替と旅行保険の準備も欠かせない。この延長により南アフリカはインド人旅行者にとってより身近な長距離目的地となる。
