インドネシア火山地質災害軽減センターは2026年6月12日、メラピ山の警戒レベルをレベル3に引き上げた。5キロメートルの立入禁止区域はジョグジャカルタ近郊の複数の村落と人気のハイキングルートを覆う。商業便への影響は現時点でないが、降灰の可能性は残る。
地元当局はアクセス道路を封鎖し、監視機器を増設した。メラピ山は2023年に大規模噴火を起こし、同様の規制が実施された。現在の活動では溶岩ドームの成長とガス放出が増加している。
メラピ山はインドネシアで最も活発な火山の一つで、観光客を惹きつける存在でもある。ジョグジャカルタ州は寺院群と周辺の田園地帯を訪れる観光客に大きく依存している。過去の噴火では地域への到着者数が最大40%減少した例がある。
国家災害管理庁は地元観光局と日次ブリーフィングを調整している。ジョグジャカルタ国際空港に就航する航空会社は降灰によるダイバート計画を維持している。各国大使館は自国民向けに標準的な渡航情報を発出している。
旅行者への影響
立入禁止区域内のハイキングや村落訪問は直ちに中止または延期する。MAGMA Indonesia公式サイトと地元英語メディアで日次情報を確認する。行程に同エリアが含まれる場合は5キロメートル圏外の宿泊先に変更する。
キャンセル無料の航空券・ホテル予約を確保する。降灰に備えてN95マスクを携行し、代替ルートのオフラインマップをダウンロードする。出発前に火山災害補償の有無を旅行保険会社に確認する。
活動レベルは急変する可能性があるため、旅行の48時間前にも再度状況を確認する。代替文化遺産のボロブドゥールとプランバナンは引き続き安全に訪れられる。
